保険相談サロンFLP/ショップニュース

2022年3月7日

がん家系ってよく耳にするけど、がんは遺伝するって本当?


親族にがんになる人が多いと、「うちはがん家系だから、がん保険に入っておかなきゃ」ということをよくききますが、がんは遺伝するのでしょうか。

〇遺伝性のがんと認められるのは約1%

がんにつながる遺伝子の変化の多くは後天的なものです。がんとは、遺伝子の突然変異によって、自律的に制御できない増殖を繰り返すことによっておこる病気です。

従って、遺伝性のがんというのはそれほど多くはありません。
がん学会によりますと、部位にもよりますが、がんが遺伝する確率は、平均で1%以下といわれています。


〇遺伝的な要因よりも、生活習慣の要因の方が大きい

しかし、親や兄弟、親戚にがんになる人が多い=がん家系というのも確かに存在します。その中には、「遺伝性」というものより、その家系の「生活習慣や体質」を共有していることががんリスクの原因を高めている場合も多いようです。

〇がんを引き起こすといわれる主な生活習慣

・不規則な生活
食事の時間が決まっていない、睡眠不足や時間が不規則な生活を長年続けると、生活習慣病を引き起こす原因となります。

・食生活の乱れ
戦後、ファーストフード、コンビニの弁当やスナック菓子、スーパーのお惣菜などが普及し、油や肉類、卵、バターなどの動物性脂肪が多く使われた食品が増えた結果、肥満の人口が増え、生活習慣病の増加へとつながっています。

・飲酒や喫煙
お酒を飲みすぎてしまうと消化器系のがんや糖尿病、高脂血症、高血圧、痛風といった様々な生活習慣病の原因となってしまいます。
たばこは他の生活習慣病に比べ死亡リスクが高く、がんの発生や動脈硬化の原因ともいわれています。

・過労やストレス
過剰なストレスは血圧や血糖値が上昇することが現在明らかになっており、高血圧や糖尿病になるリスクも高くなります。
疲れやストレスがたまってくると免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなります。

・運動不足
運動不足は肥満になるだけでなく、血圧・血糖値・コレステロール値・中性脂肪値などに影響を及ぼします。
また、疲れやストレスを増幅させ、がんの原因になることもあります。

2022年2月28日

がん悪性新生物(悪性腫瘍)と上皮内がん(上位皮内新生物)の違い


がんには2種類あり、悪性新生物(悪性腫瘍)と上皮内がん(上位皮内新生物)とがあります。
上皮内がんとはどのような病気なのでしょうか。がんとはどのように違うのでしょうか。

〇悪性新生物とは

がん(悪性腫瘍)は、腫瘍が基底膜をさらに進んで他の組織に浸潤しているがんのことをいいます。リンパ液や血液にのってがん細胞が運ばれ、多臓器へ転移する可能性も考えられます。

〇上皮内がんとは

上皮内がん(上皮内新生物)とは、腫瘍が上皮(粘膜層)内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のがんのことをいいます。

上皮内がんは、治療を行えば転移や再発の可能性はほとんどないと言われています。

◎がんと上皮内がんとではがん保険の保障が異なる場合も

上記の通り、上皮内がんは完治の可能性が、がん(悪性腫瘍)よりも高いことがわかります。
そのため、がん保険では、がん(悪性腫瘍)と上皮内がんとでは保障内容が異なることがあります。
例えば、診断一時金の場合、がんのときは100万円、上皮内がんのときは10万円、といった具合です。

また、保険会社の商品よっては上皮内がんが保障の範囲に入っていないものもあるので、よく内容を確認しましょう。

2022年2月21日

相続発生で故人の銀行口座は凍結!葬儀費用に生命保険金を活用できる?


〇葬儀費用の平均は200万円

日本消費者協会の葬儀についてのアンケート調査結果によると、全国葬儀費用の平均は約200万円となっています。

ただし、葬儀の形式、規模、地方の慣習などにより大きく変わってきます。

〇葬儀費用の支払いタイミング

葬儀費用を支払うタイミングですが、一般的には葬儀終了直後から、一週間程度の間に支払うことが一般的です。葬儀依頼時に半金を支払うケースもあります。

〇故人の銀行口座は凍結される

故人の銀行口座は、口座名義人の死亡を知った時点で凍結され、入金、送金等の一切の取引が出来なくなります。

口座名義人が死亡した時点で、預金は相続財産となり、相続人のものになります。相続財産は、遺産分割協議が合意に至るまでは、誰のものになるかが確定していない状態です。ですから、遺産分割協議が合意に至るまで銀行口座は凍結されるのです。


〇葬儀費用は引き出すことが出来る場合がある

金融機関によっては、凍結中の口座でも遺族の方や相続人の方であれば、引き出すことが出来ることがあります。

引き出しには所定の手続きが必要になります。

〇生命保険を活用して葬儀費用を確保

生命保険の死亡保険金であれば、受取人が書類を用意するだけで通常1週間程度で受け取ることができます。

生命保険の死亡保険金は受取人の固有の財産として自由に処分することができますので、確実に葬儀費用を準備することができます。

また、その後の納税資金やその他の死後整理資金に活用することもできます。

2022年2月14日

保険会社が倒産した場合、保障や保険金はどうなるの?


保険会社が倒産した場合、加入中の保険の保障はどうなってしまうのでしょうか。

〇契約者を守るための組織がある

万一、生命保険会社が破綻した場合、契約者を保護するための「生命保険契約者保護機構」という組織があります。
生命保険契約者保護機構には、国内で事業を行う全ての生命保険会社が会員として加入しています。
生命保険契約者保護機構は、万一、生命保険会社が破綻した場合、破綻した保険会社の保険契約を引き継ぐ 「救済保険会社」への資金援助や、保険金の支払に係る資金援助等を行います。


〇保険金の全額は保障されない

生命保険会社が破綻した場合、責任準備金の90%までが補償されます。

「責任準備金」とは、生命保険会社が将来の保険金・年金給付金の支払に備え、
保険料や運用収益などを財源として積み立てている準備金のことで、
保険業法により積み立てが義務付けられています。

つまり、生命保険会社が破綻した場合、一般的に保険金額が減少することとなります。

保険会社が破たんするという万が一のときのために生命保険契約者保護機構という
セーフティネットがあるわけですが、保険を選ぶときは保険商品内容もさることながら、
保険会社の健全性も考慮して加入しましょう。

2022年2月13日

民間の介護保険 加入の際に押さえておきたい4つのポイント


公的介護保険で不足する費用を補う、民間の介護保険の4つのポイントをみてみましょう。

〇公的介護保険には限度額がある
公的介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスや、1ヶ月あたりの支給限度額が定められています。
限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。

〇民間の介護保険
公的介護保険の限度額を超えて介護サービスを受けたい時など、介護にかかる費用をカバーするのが民間の介護保険です。
所定の介護状態になったときに保険金が支払われる各種の介護保険が保険会社から発売されています。

保険会社によって内容は異なり、下記のような4つのポイントがあります。

(1)保険金の受け取り方
(2)保険期間
(3)保険金の支払い要件
(4)貯蓄性


(1)介護保険金の受け取り方
保険金を一時金で受け取るタイプと年金形式で受け取るタイプがあります。
一時金で受け取るタイプは一度に大きな保険金を受け取れる安心感があります。
一方、年金形式で受け取るタイプの中には、所定の介護状態が続く限り保険金を受け取れるものもあります。場合によっては長期間になる「終わりの見えない介護」に対して非常に大きな支えになります。


(2)介護保険の期間
一生涯を保障する「終身介護保険」と一定期間を保障する「定期型の介護保険」とがあります。


(3)介護保険金の支払い要件

公的介護保険の要介護認定と連動して保険金を支払う「公的介護保険連動型」と、保険会社が独自で介護状態を判断しその状況に応じて保険金を支払う「保険会社独自型」とがあります。

• 公的介護保険連動型
「公的介護保険制度の要介護○以上と認定されたときに支払います」というように、公的介護保険で要介護認定されると保険金が支払われます。

最近では「要介護2以上」という商品が多いですが、中には「要介護3以上」や「要介護4以上」という商品もあります。


• 保険会社独自型
保険会社が定める「所定の状態」になったら保険金が支払われます。「所定の状態」がどのような状態か、確認が必要です。


(4)貯蓄性
掛け捨ての介護保険は貯蓄性がない分、保険料が割安です。
積み立て型の介護保険は貯蓄性があり、老後資金の準備にもなります。


〇介護による経済的なリスクをカバーする民間の介護保険
公的介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスや、1ヶ月あたりの支給限度額が定められており、支給限度額の1割が自己負担額となります。

また、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。
こういった、介護が必要になった際の経済的なリスクをカバーするのが民間の介護保険です。

保険相談サロンFLPでは、無料で何度でも介護保険の相談をすることができます

2021年10月11日

保険選びでの迷いや不安・・・1位は「保険がよく分からない」


保険に加入する際は、いろいろ迷ったり、不安がある方もいます。
では、相談から加入までの、迷いや不安はどのようなものがあるのでしょうか。
実際に保険相談サロンF.L.Pでご相談された、お客様の声をご紹介していきます。

お客様の声の中で、多く見られるのが、
「保険が分からない」「保険料が払えるのか」「この保険が合っているのか」です。
保険には、保険種類や商品、更には保険会社によっても内容が異なっているので、
どの保険に加入すればいいのか、加入しているものは自分に合っているのか、
などの迷いや不安がある方が多くみられます。
そして、家計の事を考えると、保険料が払えるのか不安という声もあります。


一方で、「相談してみて、安心できた」という声も、実際にご相談いただいたお客様から寄せられます。
保険は、加入してから長く付き合っていくものになります。
だからこそ、悩みや不安を解消して、ご自身が納得した保険選びが出来るように相談してみるのもいいかもしれません。

2021年10月4日

団体信用生命保険(団信)とは?


住宅ローンを組む際には加入を義務づけられている、団体信用生命保険の特徴をみていきましょう


〇団体信用生命保険(団信)

団体信用生命保険(通称「団信」と言われています)は、住宅ローンの返済中に、ローン契約者が死亡または高度障害になった場合、 本人に代わって生命保険会社が、その時点の住宅ローン残高に相当する保険金を債権者に支払い、ローンが完済となる保険です。


〇団体信用生命保険(団信)はどこで加入するの?

多くの金融機関は、住宅ローンを組む際には団信の加入を義務づけており、ローン契約時に金融機関で加入するのが一般的です。
※団体信用生命保険は保険相談サロンF.L.Pでは取り扱っておりません。


〇三大疾病や七大疾病などの特約を付けるタイプもある

死亡または高度障害だけでなく、
・三大疾病(ガン、心筋梗塞、脳卒中)
・七大疾病(三大疾病+高血圧性疾患、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変)
にかかった場合に保障する特約もありあす。
特約の保険料は金融機関によって異なります。


〇団体信用生命保険(団信)は生命保険料控除の対象外

生命保険料控除を受けられる保険は、保険金の受取人が本人や家族が対象のものになります。 団信の契約者と保険金の受取人は、ローン契約者ではなく金融機関となりますので、控除の対象にはなりません。


〇加入中の生命保険との重複を確認!

団信に入っていて、加入中の生命保険にも住宅費の保障も含めたプランにしている場合があります。
そのときは保障が重複している可能性がありますので加入中の保険の見直しが必要です。


〇団体信用生命保険(団信)のポイント

・万一の時に住宅ローンが完済となる保険
・三大疾病や七大疾病などの特約もある
・加入中の生命保険との重複を確認

2021年9月27日

医療保険、がん保険に付帯するサービスってどんなもの?


医療保険やがん保険には契約者向けのサービスを付帯しているものがあります。

〇セカンドオピニオンサービス

セカンドオピニオンとは、医師に診断してもらった病名や選択された治療方法などについて、
他の医師に相談し意見を聞くことです。 電話で問い合わせれば相談内容に応じて適した医師を紹介してくれ、セカンドオピニオンを聞くことができます。
治療でなく相談のために病院に行くことはなかなかないと思いますので、いざという時に役に立つサービスです。


〇健康・医療相談サービス

各種相談を専門家(医師や保健師、看護師、ケアマネージャー、栄養士など)が電話で応じてくれるサービスです。
健康や医療、介護、メンタルヘルス、育児など幅広い相談が可能です。


例えば、怪我をしてしまって応急処置方法について教えてもらいたい時や、飲んでいる薬の情報が知りたいとき、 家族の介護での悩んでいるとき、育児疲れで悩んでいるとき等に利用することができます。


がん保険の場合はがん専用の相談サービスを付帯している場合があります。
がん専門のスタッフが相談にのってくれ、本人や家族を精神面からもサポートしてくれるサービスです。


〇専門医紹介サービス

各分野の名医が推薦する優秀な医師を紹介(紹介状作成)してくれるサービスです。


〇医療関連情報サービス

夜間や休日の救急医療機関情報や、最寄りの医療機関情報を教えてくれるサービスです。
医療機関の所在地、受付時間、診療科目などの詳しい情報を提供してくれるので、旅先や緊急時に便利なサービスです。


保険会社やサービス内容によって利用条件、利用料(無料か有料か)などが違いますので事前に確認することが大切です。

2021年9月20日

民間の介護保険の特徴とは?


〇介護保険
所定の介護状態になったときの経済的負担を軽減するための保険です。
公的介護保険で不足する部分をカバーする目的で加入するのが一般的です。


〇所定の介護状態とは

保険会社、保険商品によって「所定の介護状態」の定義が違います。
大きくは2つに分けられます
・公的介護保険制度の要介護認定と連動しているもの(要介護2以上 等)
・保険会社独自の認定基準を定めているもの


〇介護保険の保障

一時金タイプと年金タイプがあります。(両方備えているものもあります)
一時金タイプは一度に大きなお金を受け取れます。
年金タイプは「所定の介護状態」が続く限り生涯受け取れるものもあります。


〇介護保険のポイント

・「所定の介護状態」が保険商品によって違う
・受け取り方が一時金タイプと年金タイプがある

介護保険が気になる方は当店までお気軽にご相談ください♪

2021年7月5日

医療保険の指定代理請求制度って、どんな制度なの?


〇指定代理請求とは

被保険者本人が受取人の場合、何らかの事情で被保険者が保険金を受け取れない時に、あらかじめ指定された代理人が被保険者に代わって保険金を受け取れることをいいます。


指定代理請求ができるのは以下の場合です。
•傷害または疾病により、保険金等を請求する意思表示ができないとき
•治療上の都合により、傷病名または余命の告知を受けていないとき

逆にいうと、このような状況になった時は、指定代理請求人がいないと保険金が受け取れないということです。では指定代理請求をするためには何が必要なのでしょうか。

〇指定代理請求人を決めておく

指定代理請求をするためには、契約時に「指定代理請求特約」を付加して、指定代理請求人を指定します。 なお、特約保険料は不要です。保険金受取人と併せて契約時に指定代理請求人を指定する場合もあります。
指定代理請求人に指定できる人の範囲は保険会社によって異なりますが、一般的には下記の方です。

•被保険者の戸籍上の配偶者
•被保険者の直系血族
•被保険者と同居または生計を一にしている被保険者の3親等内の親族


〇指定代理請求人はメンテナンスが必要

契約の途中でも、被保険者の同意を得れば、指定代理請求人の指定したりや変更することが可能です。
以下のようなことがある場合は、指定代理請求人を確認および変更しましょう。

•指定代理請求人を知らない
•指定代理請求人を指定し忘れてしまった
•指定代理請求人が他界・入院してしまった
•結婚・離婚など、家庭環境が変わった


必要な時に保険金を受け取れるように、指定代理請求人をメンテナンスして、保険金を受け取る環境を整えておきましょう。
また、指定代理請求人の方に自分の医療保険の事を伝えておくことも重要です。